本日は、継続車検でご入庫頂きましたランクル81の分解整備作業です
走行は19万キロと、今回は車検と同時に2回目となりますタイミングベルトの定期交換も併せて実施させて頂きます
タイミングベルトの交換では、整備工場によっては
ウォーターポンプの交換を同時交換部品としてお勧めされない所もあるようですが
このポンプの劣化により、ポンプとエンジンブロックとの合わせ面からの冷却水もれの発生は少なくなく
やはり10万キロ毎の交換はお勧めして欲しいですね~
次回交換までに故障しますと、再度タイミングベルトの分解を余儀なくされ、結果お客様のご負担が増えてしまします
当社では、ウォーターポンプの交換は必須ですが、今後、オイル漏れも考えられますクランクO/S(500円程)も同時に交換実施です
少し作業手を伸ばして行けば、後々、お客様の「お財布応援」になります
車検整備作業では
やはり20万キロ走行ですので、経年劣化と経年消耗部分はしっかりと、目視と触診にて点検を実施させて頂きます
先ずは、やはりブレーキローターの歪みによる、ブレーキングジャダーの発生
折角ハブ分解作業ですので、定期交換となります、ハブベアリングの打替えです
次は、マニュアル車の多走行車に多い、サイドブレーキワイヤーの伸びですが
やはりワイヤー伸びと、ランクル系に多い、ブレーキシュー作動のベルクランクの固着です
「画像8」での確認出来ますが、ベルクランクが錆びついてしまい、最後までブレーキシューが戻っていません
相当長い期間ブレーキ引きずり走行だったのでしょう、ブレーキシューライニングも炭化しています
今回のランクルは8ナンバーキャンピング登録車ですので、2年に1度の車検です。
やはり法定点検の重要性が分かりますね~
車検満了期間の中間「法定点検」の実施は、故障予防整備となりますので、
点検費用は掛かりますが、結果、修理コスト減になりますね
点検実施などの愛車への「愛情」は、結果、お財布にも優しいんですね~
車への愛情は、必ず良い走りで答えてくれます