今週は、週前の連休もあって、中4日となっておりますので
車検整備は怒涛の4日間となってしまいます
そんな今日は、61サファリの継続車検分解整備作業です
乗用ナンバーのサファリですが、2年前の継続車検も当社で実施させて頂いており
その間、4万キロ走破実績です
大きな故障部品と致しましては、特に無いのですが
今回は、フロントリーディングアームの圧入ブッシュ劣化による、ホーシングズレが発生しております
また、センターブレーキシューのライニング残も約1ミリと
サイドブレーキ時にしか使用しないブレーキシューですが、ここまで薄くなりますと
ブレーキシューが剥離する可能性も大ですので、ここは、故障発生前の予防整備もしっかり実施していきます
サファリのリーディングアーム脱着は、ランクル系とは仕組みが違い
ピボット側のボルトが固着していると、外すことが困難かつ難易度がかなりアップしてきますが
下回りのサビが少ない今回のサファリは、難なくすんなりと外れてくれました
圧入ブッシュは、ゴムの経年劣化に伴い、センターカラーとハウジングカラーが分離してしまい
アーム本体が、左右にズレてきます
左右のホーシングブッシュ4個の打替えを実施させて頂き、乗り心地も改善したのではないでしょうか
旧車は、走行が少なくても、今回のようなラバー系の劣化は避けられず
点検項目にも作業追加は必須工程ですね~