先日オーバーヒートで緊急ご入庫頂きました、新規ユーザー様のランクル61の冷却回路修理です
さっそく点検ですが、サブタンクには補助冷却水はしっかりあります
しかし、ラジエターキャップを外して確認しますと、本体には冷却水はありません
冷却回路の点検には、やはりキャップテスターです
さっそく定圧を掛けていきますと、ラジエターのアッパータンクと、ロアタンク付近から漏れてきます
年式も昭和の年式ですので、もう少し奥までライトと鏡を駆使し疑ってみると、ウォーターポンプ付近からも漏れてきますね~
原因と漏れ箇所も特定出来ましたので、さっそく各部分解していきます
「画像3」やはりウォーターポンプ根元から漏れた跡が残っています
今回の修理は、ラジエター本体のオーバーホールと、ウォーターポンプ&パッキン、多少なりともオーバーヒート気味になりましたので
予防交換として、サーモスタットの交換もさせて頂き、修理は完了しそうです
今回は異常に気付くのが早く、エンジン本体にはダメージは残らなかったのでホントに良かったですね
また、これから夏に向かってのこの時期に早期修理が出来た事は、不幸中の幸いですね
やはり古い車両は、小マメな日常点検と、いつも駐車されておられる車庫や駐車場の汚れなどで早期に発見出来ますので、
日々気に掛けてあげて下さい
今回は緊急ご入庫でしたので、代車のご準備が出来ませんでしたが お客様のご理解とご協力に感謝致しますm(__)m